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 職場でパンプスの着用を強いられることに疑問の声をあげ、今年の新語・流行語にも選ばれた「#KuToo」運動を呼びかけた俳優の石川優実さん(32)が3日、厚生労働省に要望書を提出した。職場でのパワーハラスメント(パワハラ)の防止に向けて厚労省がつくる指針に、パンプスの着用など、性別を理由に特定の外見や服装を強いることはパワハラに当たると明記するよう求めた。

 厚労省の指針案には、石川さんが求めているような外見や服装などの指示については書かれていない。この日、厚労省で記者会見した石川さんは「足の痛い思いをしている労働者のことを考えるなら、指針に入れるべきだ」と訴えた。

 要望書では、ヒール付きの履物の着用を強いることを性差別として禁止するよう、男女雇用機会均等法の改正についても求めた。

 厚労省では、服装の強制は、条件次第ではパワハラにあたるとしており、今後、パンフレットなどで周知する方針という。(内山修)