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 北朝鮮の人権状況を調べる国連特別報告者のトマス・オヘア・キンタナ氏が3日夜、東京都内で拉致被害者の家族らと面会し「みなさんが普遍的な人権問題の闘いに尊厳をもって立ち向かっていることに敬意を表し、できるだけの手助けをしたい」と語った。来日は2017年12月以来2年ぶり。

 横田めぐみさんの弟で拉致被害者家族会事務局長の横田拓也さん(51)は「北朝鮮の非核化と拉致・人権問題は表裏一体。国際社会が人権の問題で北朝鮮に対応を迫る必要がある。私たちが家族と再会できるようお力添えを」と訴えた。

 キンタナ氏は2日、拉致問題担当相の菅義偉官房長官と面会し「拉致問題は、国連にとって最も懸念される問題。拉致被害者家族の声に耳を傾け、拉致問題の解決に向け連携したい」と述べた。3日午後には超党派の議員らとも会談した。(編集委員・北野隆一