富山の中高年男性、全国一の運動不足 車通勤も要因か

有料記事

野田佑介
[PR]

 富山県内の中高年男性は全国で一番、運動不足――。そんな結果を、全国健康保険協会がまとめた。車で通勤する人が多く歩く機会が少ないことや、冬季は雪で外出が減って運動量が少なくなることなどが要因とみられるという。

 同協会は公的医療保険協会けんぽ」を運営。保険に加入する中小企業の40~74歳の従業員らの2018年度の健康診断結果と問診票をもとに報告書をまとめ、同協会富山支部が発表した。県内の対象は、約1万9千社の社員や家族ら計約13万7千人。

 報告書によると、「1回30分以上の軽く汗をかく運動を週2日以上、1年以上している」や「日常生活で歩くか、同程度の活動を1日1時間以上している」との質問に、県内の男性は71・7%が「していない」と回答。全国平均の64・4%を大きく上回り、47都道府県で最も多い。女性も「していない」が75・8%で全国平均の68・7%を上回り、鳥取県に続く多さ。

 過去5年間でも、県内の男性…

この記事は有料記事です。残り601文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません