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 山手線の田町―品川間に2020年春に開業する新駅、高輪ゲートウェイ(東京都港区)について、JR東日本は3日、サービスや施設の概要を発表した。構内の案内や警備にロボット計10台を試験的に取り入れ、「未来をイメージできる駅」をめざすという。

 JR東によると、乗り換えや観光案内には、人工知能(AI)を搭載した計4台のロボットが日英中韓の4カ国語で対応する。

 清掃ロボは構内の混雑状況をリアルタイムで把握し、コンコースを自動で掃除する。警備ロボは構内を巡回しながら、白杖(はくじょう)を持って歩いている人や不審な動きをする人物を検知。利用者を乗せて目的地に向かう車いす型の移動支援ロボも導入する。

 2階の改札内には無人で決済するコンビニができる。店内の天井や商品棚に取り付けたカメラが、誰がどの商品を手に取ったかを認識し、ICカード「Suica」などで支払いを済ませると出口のゲートが開く仕組みだ。飲み物や菓子など約600種類を扱う。

 新駅舎は高さ約30メートルの3階建てで、折り紙をモチーフにした長さ110メートルの大屋根が特徴。JR東は一帯の車両基地跡地約13ヘクタールの再開発を手がけており、新駅を中核施設と位置づけている。(細沢礼輝)