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 真田氏初代城主の信之(1566~1658)が五層の天守を築いたとされる沼田城跡(同市西倉内町)の発掘調査で、本丸の南東部分から多数の瓦や柱穴が確認された。8日午前10時から3回、現地説明会がある。

 市教委によると、調査は11月初めから約1カ月間、沼田公園内の約45平方メートルで続いている。調査の結果、城内の盛り土から瓦が多数出土し、本丸内の建物の柱穴も確認された。瓦は天守の建造時期に近い江戸時代初期(1600年代)のもので、当時近くにあった、城主が暮らした御殿ややぐらなどに使われたとみられる。調査終了後、現場は埋め戻されるという。

 沼田城は1532年に築城された。80年に戦国武将の真田昌幸が入城し、真田氏5代の居城となったが、1682年に徳川幕府の命令で破却された。2016年のNHK大河ドラマ「真田丸」放映を機に、市は専門家らと「市史跡沼田城跡調査・保存整備委員会」を立ち上げ、国史跡指定を目標に調査を進めている。

 現地説明会は8日午前10時と11時、午後1時半からの3回。申し込み不要で無料。雨天中止。問い合わせは市文化財保護課(0278・23・2111)。7、8の両日は歴史資料館(0278・23・7565)へ。(金井信義)

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