三笠宮家の瑶子さま(36)が11~17日の7日間の日程で、ミャンマーを私的に旅行する、と宮内庁が3日発表した。皇族が同国を訪れるのは初めて。10月22日に行われた即位関連行事「饗宴(きょうえん)の儀」で、瑶子さまが直接、アウンサンスーチー国家顧問から招待を受けたという。

 同庁によると、現地では最大の都市ヤンゴンのほか、首都ネピドーや、同国の仏教の聖地とされるパガンを巡り、仏教遺跡群やヤンゴン国立博物館を視察するほか、スーチー氏と懇談する。日本人戦没者慰霊碑で供花したり、現地で活動する日本人と面会したりする予定もある。

 同庁によると、天皇陛下の「即位礼正殿(せいでん)の儀」が行われた10月22日の夜、外国賓客を招いて開かれた「饗宴の儀」の後席で、瑶子さまがスーチー氏と会話する機会があり、スーチー氏から「ぜひともお訪ねいただけないか」との申し出があったという。同庁が外務省に相談し、両国関係や治安の面から今回の旅行に支障はない、と判断した。

 瑶子さまは故寛仁さまの次女で、外国旅行は3回目。今回の旅行も私的なもので、渡航費用には私費が充てられる。(中田絢子