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 かたいイメージの職員室から、「センセイオフィス」へ。「ツコウ」の愛称で知られる津和野町の県立津和野高校で今春、職員室が一新され、おしゃれな職場に生まれ変わった。その理由、狙いとは――。

 全校生徒182人。うち37人が16都府県から来た「しまね留学」の生徒だ。教員が26人いるほか、常駐する3人の「高校魅力化コーディネーター」が地域とのつながりや外部への広報発信、総合的な学習の時間の設計などの役割を担う。

 昨年春に着任した熊谷修山(おさま)校長(57)にとって、教員の働き方改革が大きな課題だった。放課後の個別指導や部活もあるなか、時間を生み出すことはなかなか難しく、行き詰まりを感じていた。

 職員室を見渡すと、机上に縦に積み上がった書類や本で雑然とし、閉塞(へいそく)感もあった。生徒との面談は自席で、周囲を気にしてひそひそ声で行っていた。業務に集中できず、教員同士や生徒との落ち着いた面談場所がなかった。

 昨年6月、当時の高校魅力化コーディネーターの知り合いだった、スイスの家具メーカー「ヴィトラ」の日本法人(東京)社長と出会った。「環境や空間が変われば、人の気持ちやコミュニケーションが全然変わる」。そんな話を聞き、「もしかしてうちの職員室も変わるかも」と考えた。多忙な時間の解消そのものは簡単ではないものの、教員同士のコミュニケーションができ、生徒と落ち着いて面談ができたら、働き方にいい効果が生まれるのではないか――。

 同社の協力のもとで昨秋から、…

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