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 県内で最も古く1964年に大槌町で開店したジャズ喫茶「クイーン」が、震災の津波で流されて8年9カ月――。三陸鉄道・大槌駅前で22日、新たに「クイン」として復活する。店主だった佐々木賢一さんは昨夏、76歳で亡くなったが、長女の多恵子さん(51)が遺志を継ぎ、オールドファンに支えられての再出発だ。

 新しい店は、町の「にぎわい創出補助金」などを活用し、駅前に整備中の飲食店街・三陸屋台村おおつちの1店舗として開店する。

 元の店は、賢一さんが町中心部にジャズバー「クイーン」として開業し、その後ジャズ喫茶に衣替え。60~70年代のジャズブームや「新しもの好きの港町気質」(賢一さん)が後押しし、地元客ばかりか、坂田明ら大物ミュージシャンも訪れる有名店になっていった。多恵子さんは、そんなジャズ喫茶の2階自宅で、ジャズをBGMに育った。

 店にはマイルス・デイビスやカ…

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