拡大する写真・図版 「ぴりか」で遊ぶ菊池さん(右から2人目)ら。ゲーム終了時には「ぴりか!」と声をそろえて手を合わせる=2019年11月14日午前11時3分、山形市城西町5丁目、宮谷由枝撮影

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 大切な人を失った悲しみや喪失感をもっと気軽に語り合えないか――。そんな思いから、山形市の大学生と墓石メーカーがタッグを組んでカードゲームを開発した。亡くなった人の冥福を祈る「供養」をもっと身近に考え、周囲に気持ちを打ち明けることで悲しみを癒やそうという試みだ。

 東北芸術工科大学企画構想学科4年の菊池みなとさん(22)=山形県東根市在住=が昨秋、卒業制作に取り組む際、真っ先に思い浮かんだのは亡くなった母の淑恵さんだった。菊池さんが高校2年生の時、胃がんで他界。47歳の若さだった。「生前にもっとしてあげられることはなかったか」「これから何かできないか」。行き着いた制作テーマが供養だった。

 ただ、周囲の友人に供養について聞いても「考えたことない」「お年寄りに聞いたら」と反応は今イチ。

 「若い人同士で供養の話はできないのか」。菊池さんは20代を中心とした100人を対象に「どんな供養方法があればいいか」をインターネットでアンケートした。その回答を基に考案したのがカードゲーム「ぴりか」だ。「悲しみにピリオドを打つカード」との思いをタイトルに込めた。ボードゲームが若い世代に流行していることを受け、みんなで楽しめるカードゲーム形式にした。

 カードは54枚。「(故人の)…

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