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 千葉県我孫子市の新聞販売所経営、榎本隆文さん(49)方の玄関ポーチの壁に、ツバメのつがいが巣を作った。春から夏にかけて毎年、巣が作られる場所だが、季節外れの初冬は初めてという。榎本さんは「どうして南に渡っていかないのだろう。これから寒くなる。大丈夫だろうか」と心配している。

 ツバメが現れたのは11月中旬。今年の春に作られたもののカラスに襲われて壊された巣を作り直し、ねぐらにしているという。榎本さんは「ここで育ったツバメが戻ってきたのかもしれない」と話す。

 市内にある山階鳥類研究所の平岡考(たかし)専門員は「珍しい。通常、8~9月にはフィリピンなどに渡っていく。なぜ残っているのかは不明だ。寒くなるといなくなる、餌になる空飛ぶ虫がまだいるのだろう。温暖化の影響かもしれない」と話している。(三国治)