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 震災直後の街を歩き、その光景を描きとめた洋画家がいた。神戸市東灘区の自宅で被災した長尾和(かず)(1931~2016)。画友から「絵かきの目ン玉で神戸を見ろよ」と促され、「被災の神戸の傷口に触れるようで気がすすまないまま街に出た」(詩画集「鎮魂と再生のために」から)。四半世紀前、その目に映ったものは何だったのか。長尾が書き添えた言葉とともに作品の一部を紹介する。

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 長尾の絵を所蔵している生活協同組合コープこうべ・生活文化センター司書の岡豊美さん(60)は、長尾と生前交流があった。「ベレー帽をかぶり、展覧会に『やあ』とやって来る、気さくな先生でした」

 香川出身の長尾にとって、神戸…

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