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 東京五輪を前に、デザインを志すアジアと欧米18カ国・地域の学生が、外装デザインの発想と表現力を105分の間で競う「オリンパック」の初大会が4日、東京都内で開かれた。

 世界最大の学生向けデザイン競技会「日本・アジア学生パッケージデザインコンペティション」(ASPaC=アスパック協会と国際交流基金、日本パッケージデザイン協会主催、朝日新聞社など後援)の一環。アジア11カ国・地域の学生が飲料や化粧品の外装デザインを自国から応募する従来のコンペに加え、欧米7カ国も交えた各国代表が一堂に会してアイデアと技術を競うオリンパックも初めて開かれた。

 課題を「ペットフード」と告げられると、ステージ上の18人は各自のパソコンで制作を始めた。金メダルにはイタリア代表のアレサンドロ・スパレッティさん(25)の「DOGGY」が選ばれた。

 従来部門では、応募総数が4千点を超えて参加国とともに過去最多となった。今年の課題は「インスパイア」。日本人として5年ぶりに、大阪成蹊大学2年の山田智晴(ちはる)さん(20)の作品「Stop drunk driving」がグランプリを受賞した。(編集委員・永井靖二)

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 そのほかの主な受賞者は以下の通り。

 ASPaC金賞=ソー・カーキーさん(22・シンガポール)「手延べ麺」、掘井裕理さん(19・日本・多摩美術大学2年)「Child Leaves」▽オリンパック銀メダル=ピエール・アントワン・コサーハさん(23・仏)、銅メダル=ロー・チャウユーさん(23・マレーシア)