[PR]

 アフガニスタン東部ジャララバードで4日朝、人道支援に取り組んできたNGO「ペシャワール会」(事務局・福岡市)の現地代表で、医師の中村哲(てつ)さん(73)が銃撃され、死亡した事件で、中村さんが殺害されたアフガニスタン東部ジャララバードでは4日夜、中村さんの追悼集会が開かれた。参加者によると、地元のNGOのメンバーら100人近くが、ろうそくに灯をともして「中村さんは懸命に働き、(灌漑(かんがい)事業で)砂漠を天国の庭のように変えてくれた」「一刻も早く犯人を捕まえて欲しい」と訴えた。

 参加者は中村さんの遺影や似顔絵とともに「あなたはアフガン人として生き、アフガン人として死んだ」とのメッセージを掲げ、マイクを回して次々と追悼の言葉を贈ったという。

 日本のNGO「日本国際ボランティアセンター」(JVC)と連携し、現地で平和構築に取り組むサビルラ・メムラワルさん(43)は朝日新聞の電話取材に「中村さんが救急車で運ばれるのを見送ったのが最後だった。地元で中村さんの偉業を知らぬ者はいない。無念でならない」と話した。(バンコク=乗京真知)