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 米国務省は4日、カリルザード和平担当特使が3日、アフガニスタンとカタール訪問に出発したと発表した。カタールの首都ドーハでは、アフガニスタンの反政府勢力タリバーンと和平協議を行う予定。AP通信によると、特使は4日にアフガニスタンの首都カブールでガニ大統領ら同国の指導者と会談した。

 国務省は声明で、カリルザード特使はタリバーンとの間で、アフガニスタンの紛争当事者間の交渉と内戦の平和的な解決に向けた方法を協議する、と説明した。トランプ政権は、和平協議を加速させて持論の米軍撤退に道筋を付ける狙いがある。

 トランプ大統領は9月、ワシントン郊外にタリバーン幹部とガニ氏を招き、和平合意に向けた会談を開く計画だったが、タリバーンによるテロで米兵らが殺害されたため断念。11月末に事前予告なしにアフガニスタンを訪問した際、「タリバーンは停戦を望んでいる」と述べ、和平協議を再開したと表明していた。(ワシントン)