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 東京・豊洲のマンションで重工大手IHI社員の渡辺雄二容疑者(34)=東京都昭島市=が内縁関係だった女性の3歳の長男を暴行して死亡させたとされる事件で、長男が唇に裂傷を負っていたことが警視庁への取材でわかった。渡辺容疑者は事件数日前、不在にしていた女性に、この傷の写真とともに「転んだ」とメッセージを送っていたという。

 捜査1課によると、渡辺容疑者は9月28日ごろ、自宅だった東京都江東区豊洲1丁目のマンションで、山田隆太郎君の腹部に暴行を加えて内臓を損傷させ、翌29日に搬送先の病院で失血死させた疑いがある。

 この数日前、海外出張中だった女性に渡辺容疑者からLINEで、上唇の一部が裂けた隆太郎君の写真が届いた。「自分で転んだ。けがをさせてしまって申し訳ない」との趣旨のメッセージが添えられていたという。当時、渡辺容疑者の1歳の長男も同居しており、IHIによると、渡辺容疑者は昨年11月から来年7月までの予定で育児休暇中だったという。

 隆太郎君には頭部の内出血や舌をかんだような傷も確認され、警視庁が詳しい経緯を調べている。同庁は5日、渡辺容疑者を傷害致死容疑で送検した。