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 特殊詐欺事件の被害届をシュレッダーにかけて廃棄したとして、京都府警は5日、捜査2課の30代の男性巡査部長を公文書毀棄(きき)の疑いで書類送検した。巡査部長は「被害額の裏付けに時間がかかり、事件をなかったことにしようと思った」と供述しているという。

 府警によると、巡査部長は、山科署刑事課に在籍していた2017年3月、特殊詐欺事件の被害届と供述調書の各1通をシュレッダーにかけて廃棄した疑いがある。今年7月、署内で書類を点検した際、被害届などがないことが発覚。巡査部長が廃棄を認めたという。府警は5日、巡査部長を停職1カ月の懲戒処分にした。巡査部長は同日付で依願退職した。

 府警は同日、女性に不適切な行為をしたとして、伏見署の20代の男性巡査を11月21日付で停職6カ月の懲戒処分にしたことも明らかにした。巡査は同日付で依願退職した。