千葉)被災地食材がローマ教皇の昼食に 佐倉の伊料理店
熊井洋美
11月に38年ぶりに来日したローマ教皇の昼食会に、千葉県内の食材をふんだんに使った料理が振る舞われた。今秋、台風や大雨で被害を受けた産地の食材が盛りだくさん。大役を任された佐倉市のイタリア料理店が、「千葉を元気にしたい」と復興への思いを込めた。
ローマ教皇らが味わったのは、11月25日の公式行事として都内であった随行職員約50人との昼食会のコース料理。一品一品には「房総の祝菜」「絆のボロネーゼ、千葉の架け橋」などと名付けられた。
食材に使われた千葉の野菜は、富里市のカブとダイコン、四街道市のニンジン、茂原市の長ネギ。成田ゆめ牧場(成田市)の乳製品、千葉北部酪農農業協同組合の牛肉も、ヒレ肉ローストなどに使われた。
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