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 奈良市の旧市街「ならまち」。風情ある町並みの路地を歩けば、「ならまち」ならではのおしゃれな店がそこかしこに。東京五輪・パラリンピックが開かれる今年、まちを訪れる外国人も若者も増えるだろう。古さと新しさの交差する「ならまち」を、奈良出身の漫才コンビ「笑い飯」の哲夫さん(45)と散策した。

1974年、奈良県生まれ。関西学院大卒。2000年、西田幸治さんと漫才コンビ「笑い飯」を結成。10年、「M―1グランプリ2010」優勝。12年に奈良市観光特別大使、15年に奈良国立博物館文化大使に就いた。

 近鉄奈良駅から南へ15分ほど歩く。世界遺産の元興寺(奈良市中院町)で哲夫さんと待ち合わせた。「かつての境内地がならまちになった」と言われるほど、元興寺は広大な敷地を誇った。小雨が降るなか、入り口の東門に哲夫さんが現れ、副住職の辻村泰道(たいどう)さん(36)が迎えた。

 

 こうしてお坊さんと会って、仏教のプロからお話を聞いて、それをパクって、いつも話しているんです。ぼくは仏教のプロではなくマニアですから。世界遺産、国宝級をいい距離で見させてもらって知識を増やしています。

 たとえば、この元興寺には「元興神(ガゴゼ)」という鬼伝説があります。おもしろいのは2月3日の節分で「鬼は外、福は内」と言わず、「鬼は内、福は内」と豆をまくことです。みんな自分のなかに鬼がいます。その鬼をいかに消滅させるかということです。

 

 辻村さんが、境内にあるという5体の素焼きのガゴゼに案内してくれた。

 

 このガゴゼのお顔も、ほんまのいかつい鬼とは違って、だれの心のなかにもいる悪、煩悩を表しているように見えます。浮気したいとか、そういう気持ちがだれにもありますよね。このお顔から、その雰囲気が感じられ、憎めません。

 

 素焼きのガゴゼから東門に向け、歩き始めた。辻村さんの説明では、周辺におしゃれな店が増え始めたのは、1998年に元興寺をはじめ奈良の寺社が世界遺産に登録されたころから。

 

 だいぶ変わりましたね。おしゃれで、こだわりの、ちゃんとおいしい店が増えました。昔から残るならまちのええ雰囲気と新しいお店が調和しています。

哲夫さんと「ならまち」を歩いていきます。世界遺産の見ながら飲めるスポットも紹介します。最後には詳細な動画も。

 ならまちを巡るには「元」とい…

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