[PR]

 国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長は5日、スイス・ローザンヌで記者会見し、世界の10代の若者が出場する2024年冬季ユース五輪の開催地について、韓国が最有力候補になったと明らかにした。早ければ来年1月10日に、総会(ローザンヌ)に諮る。開催案が北朝鮮との合同になる可能性も示唆している。

 バッハ会長によると、IOCが新設した「将来開催地委員会」が24年大会は韓国がふさわしいと推奨し、理事会が承認した。18年冬季五輪を開催した平昌の競技会場を活用する計画で、今後は具体的な協議に入る。投票前の最終段階まで来ており、最短で来年の総会で開催都市決定の投票が行われる見通しだという。

 また、バッハ会長は「全ての条件が満たされた場合」と断った上で、北朝鮮側の参画を示唆した。何らかの形での合同案は、韓国のオリンピック委員会とIOCの間で合意していると説明し、「状況が整えば、北朝鮮との合同組織も検討する」と話した。

 韓国は18年に開催した平昌冬季五輪のアイスホッケー女子で、北朝鮮との合同チームを結成。32年夏季五輪の南北開催案を視野に動いているともいわれている。(ローザンヌ=遠田寛生)