拡大する写真・図版 ノーベル賞授賞式後の晩餐(ばんさん)会を楽しむ旭化成名誉フェローの吉野彰さん(左)と妻の久美子さん=2019年12月10日午後、ストックホルム、代表撮影

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 晩餐(ばんさん)会の料理は前菜と主菜、デザートの3品。日本時間11日朝に公開されたメニューと写真から、スウェーデン大使館大使専属シェフのヨハン・アールステットさん(61)に料理を解説してもらった。アールステットさんは「スウェーデンの地元の素材を使い、持続可能性に配慮したメニューだ」と評価した。

 まず、アールステットさんが目を付けたのが、前菜の緑色のしましま模様。キュウリの皮を並べたもので、身の部分を使うだけではなく、残った皮まで全て利用している。「持続可能性に配慮した料理は5、6年前からスウェーデンではやっている。例えば店でフレッシュジュースを出したとすると、そのフルーツの皮まで別の何かに使うこともある」と話す。

 前菜のマスの卵は、最も品質が高いとされるカーリクス産。スウェーデン人にとって特別な素材で、通常はサワークリームやレモンと食べるが、今回は少しアレンジが加わっていて、別のクリームやハーブと組み合わせているという。

 主菜にも持続可能性が表れている。カモの料理がメインだが、その骨を使ったソースも添えた。アールステットさんは「だしをとるのにもカモの骨を利用しているのではないか。食材をすべて使い切り、無駄をなくす工夫をしているのだろう」と予想する。

 添えられたシイタケも、最近は…

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