拡大する写真・図版 豪南東部ターメイルで12月3日、森林火災の消火活動にあたる消防隊員ら=ロイター

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 南半球の夏を迎えたオーストラリアで、森林火災の被害が拡大している。春から秋にかけての森林火災は毎年のことだが、今年は特に被害が深刻で、シドニーがある南東部ニューサウスウェールズ(NSW)州では延焼面積が過去40年で最大規模に達した。火災はコアラの生息地にも広がっており、煙による大気汚染も進んでいる。

 シドニーの北東約300キロのポッサムブラッシュ。この町に暮らすドゥル・チズムさん(56)の自宅と車の修理工場に周囲の雑木林から火災が迫ったのは、11月12日の夕方だった。

 この日、NSW州の気温は30度後半。強風が吹き、消防当局は最大限の警戒を呼びかけていた。強い南風にあおられた火が2方向から迫るなか、妻と子2人、愛犬3匹を車に乗せて数キロ離れた公共用の広場に避難した。4日後に戻った時には、車3台とバイク15台が焼け、作業場や、家財道具を保管していたコンテナも燃えてしまっていた。

 自宅の屋根には大きな穴があっ…

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