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 神奈川県庁のサーバーから取り出されたハードディスク(HDD)が転売され、個人情報を含む大量の行政文書が流出したことが明らかになった6日、県庁には「私の情報は大丈夫なのか」といった問い合わせや苦情が相次いだ。

 県情報システム課によると、流出問題の報道を受け、「しっかりしろ」「残りのハードディスクはいつまでに回収できるのか」などという電話が100件以上あり、職員が「再発防止に取り組む」と対応に追われたという。

 街では不安の声が聞かれ、横浜市中区の主婦工藤喜子さん(55)は「県庁では廃棄の最後まで確認していると思っていたので、驚いた。自分の情報も含まれているかもしれず不安だ」。同市港北区のパート女性(39)は「情報社会だから流出はあり得るかもしれないが、いざ身近で起きると怖い」と話した。

 同市鶴見区の会社員男性(62)は「インターネットに入力する情報が漏れるのは覚悟しているが、行政は違う。何重にも安全策をとり、情報の流出は確実に防いで欲しい」と話した。(斎藤茂洋)