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 大阪府警吹田署の交番前で6月、巡査が刺されて拳銃を奪われた事件で、大阪地検は6日、東京都品川区の無職、飯森裕次郎容疑者(33)を強盗殺人未遂や銃刀法違反(加重所持、刃物の携帯)、公務執行妨害の罪で起訴した。地検は飯森容疑者を鑑定留置して精神状態を調べ、刑事責任を問えると判断した。

 起訴状によると、飯森容疑者は6月16日午前5時38分ごろ、吹田市千里山霧が丘の吹田署千里山交番の北側駐車場で、同署地域課の古瀬鈴之佑(こせすずのすけ)巡査(27)の胸や腕、脚を出刃包丁(刃渡り約16・8センチ)で複数回突き刺して殺害しようとしたが未遂に終わり、実弾5発入りの拳銃を奪って所持したとされる。古瀬巡査は6カ月以上の重傷を負った。

 翌17日早朝、飯森容疑者は交番から北へ約8キロの同府箕面市の山中で身柄を確保された。拳銃の実弾1発がなくなっていた。事件直後に吹田市の住宅街で発射した可能性が高いが、弾は見つかっていない。府警は逃走経路を調べる中で、吹田市内の池から、飯森容疑者が事件時に身につけていたとみられる黒い長袖シャツやバッグを発見。バッグには帽子と、拳銃に付いていた誤射防止用のゴムが入っていた。

 事件の約10分前に空き巣被害を訴える110番通報があったが、地検は飯森容疑者による虚偽通報と断定した。この際、飯森容疑者は同級生の名前と住所を告げたという。通報を受けて古瀬巡査の上司2人が先に交番から現場へ向かい、巡査は1人になったところを襲われた。飯森容疑者は逮捕直後に「病気がひどくなったせい。まわりの人がひどくなったせい」と話したが、その後は事件の話には応じなくなったという。

 地検は今月2日まで丸5カ月間、鑑定留置を実施したが、鑑定結果については説明を差し控えるとし、「捜査の結果、証拠の内容を評価し、起訴した」とコメントした。

■不審な動きに気づける…

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