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 消費者庁から行政指導を受けたジャパンライフの山口隆祥・元会長が「桜を見る会」に招待されたとされる問題に絡み、野党が、安倍晋三首相の「山口氏と個人的な関係はない」との答弁に疑念を強めている。山口氏が同行したという35年前の外相外遊に、安倍首相が秘書官として同行していたことが6日、明らかになったためだ。

 焦点となっているのは、首相の父・晋太郎氏の1984年の米ニューヨークへの外遊。晋太郎氏は86年の衆院予算委員会でジャパンライフの問題が取り上げられた際、「私が国連に行ったときに表敬に連れてきたことは事実」と山口氏の同行を認めている。

 外務省が6日、野党側に訪問団の名簿を提出。首相が外相秘書官として随行していることが記されていた。名簿に、山口氏の名前はなかった。

 山口氏は首相の推薦で招待されたのではないかとの疑問が呈されており、首相は2日の参院本会議で「山口氏と一対一の形で会ったことはなく、個人的な関係は一切ない」と答弁していた。野党の会合では、立憲民主党の黒岩宇洋衆院議員が「関わりがあった可能性が高い」と指摘した。