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 個人情報を含む行政文書が記録された神奈川県庁のハードディスク(HDD)がネットオークションを通じて転売された問題で、警視庁は7日、HDDの処理を請け負ったブロードリンク(東京都中央区)社員高橋雄一容疑者(50)=横浜市旭区都岡町=を窃盗容疑で6日夜に緊急逮捕した、と発表した。容疑を認めているという。

 捜査3課によると、高橋容疑者は3日午前6時40分ごろ、同社の本部テクニカルセンター(東京都大田区)で、HDD12個(2万4千円相当)を盗んだ疑いがある。調べに対し、「転売する目的だった。2016年3月ごろから盗んでいた」と供述しているという。

 同社が6日、高橋容疑者が今回の問題とは別のHDDを不正に持ち出したとして被害届を提出。警視庁は高橋容疑者から任意で事情を聴くなど捜査を進めていた。

 同社によると、HDDの流出情報を受けて社内を調査。3日の退勤時に高橋容疑者に声をかけ、私物用ロッカーの荷物の中から、処分するはずだったHDD5~6個を発見した。神奈川県庁のHDDについても聞き取ったところ、持ち出してネットオークションで転売したことを認めたという。

 高橋容疑者はデータ消去担当で入社4年目。作業場に入るにはIDカードと指紋認証が必要で、私物も持ち込めないルールだった。

 県はHDD18個の転売を確認。9個は所在がわからず、回収できていないという。