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 国内最大のツルの越冬地、出水市の出水平野で優美に舞い飛ぶマナヅルの姿が目立ってきた。7日にあった地元中学生らによる羽数調査では1533羽と2週間前の3倍近くに達した。

 マナヅルは背中から両翼にかけて明るい灰色で、真珠のような光沢感もある。ツルの休遊地周辺はこの日、厚い雲に覆われていたが、ナベヅルの大群の中にあってもマナヅルの姿は目を引き、10羽を超える群れで飛ぶ姿も見られた。

 県ツル保護会によると、今季4度目となった羽数調査では計1万5453羽のツルを確認。約9割はマナヅルよりひとまわり小さいナベヅル。全体に黒っぽい姿で、鍋底の墨色から「ナベ」の名がついたという。(城戸康秀)