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 しょうゆ製造などで活躍した地元の名望家にちなむ催し「佐野新平翁(おう)まつり」が7日、香川県東かがわ市引田の讃州井筒屋敷で始まった。引田はハマチ養殖発祥の地としても知られ、大勢の子どもたちが、ぬいぐるみの「ハマチ投げ」に挑戦した。まつりは入場無料で、8日もある。

 佐野新平は明治から大正、昭和にかけ、家業のほか銀行経営や耕地整備に貢献。教育にも力を入れたことから、地元有志でつくる井筒屋敷佐野家保存会が子ども向けの催しを企画した。今年で2回目。おもちゃ釣りやうどんなどの出店があり、ハマチ投げはメインのイベントだ。

 投げるぬいぐるみは、成長に応じて呼び名が変わる魚にあわせ、1キロのツバス、3キロのハマチ、5キロのブリの3種類。重くてふらついたり、地面にたたきつけたりする子もいた。父親と訪れた近所の根ケ山翔理ちゃん(5)はブリ投げに挑戦。「重かったけれど、ちゃんと投げられて楽しかった」と話した。

 讃州井筒屋敷では、重箱などの正月にちなむ収蔵品や掛け軸を披露する「正月飾りと美人画」展も始まった。9日以降、高校生以上300円が必要。来年1月14日まで。水曜定休。問い合わせは同屋敷(0879・23・8550)へ。(江湖良二)