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 韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領は7日、トランプ大統領と約30分間電話協議した。韓国大統領府によると、米朝の非核化交渉で成果を出すために「対話の機運が維持されなければならない」との認識で一致した。北朝鮮が交渉期限を一方的に年内と設定し、緊張を高めているため、対応を協議したとみられる。

 文氏とトランプ氏が話し合うのは、国連総会に合わせて実施した9月の首脳会談以来でトランプ氏の要請で行われた。米韓の懸案となっている在韓米軍駐留経費や日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)に関する議論はなかったとしている。

 トランプ氏は3日、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長との関係は良好としながらも、北朝鮮の対応次第では軍事力の行使も辞さない考えを示した。北朝鮮は崔善姫(チェソンヒ)・第1外務次官が5日、トランプ氏の発言に反発する談話を出すなど、米国批判を強めている。(ソウル=武田肇)