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 61次南極観測隊を乗せた観測船「しらせ」から7日朝、初めて氷山が見えた。豪州西海岸を出港して6日目、南極圏に近づき、「いよいよだね」と隊員や乗組員たちは夢中でカメラを構えた。

 東経110度を南下中のしらせは7日午前6時(日本時間午前8時)過ぎ、南緯55度を通過。同9時53分、艦橋から「初氷山視認」の放送が響くと、隊員たちはカメラを手に甲板へ次々飛び出した。気温2・2度、強風の中、前方に氷山が小さく見える。1時間ほどかかって近づき、目測すると、幅500メートル、高さ70メートルほどだった。

 観測隊同行者で茨城県立守谷高校教諭の北沢佑子さん(33)は「初氷山発見の瞬間に立ち会えてうれしい」と喜んでいた。(しらせ船上=中山由美