構成・大西史恭
フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルは8日、イタリア・トリノで総合2位だった羽生結弦(ANA)が男子フリーから一夜明け、取材に応じた。主なやりとりは以下の通り。
――演技を振り返って。
「いろいろな気持ちは、やっぱりあります。4回転ループと4回転ルッツが跳べるようになったというのはすごく大きな一歩だったと思うと同時に、やっぱりつなぎの部分だったり音楽だったり、表現だったり、そういったものを感じてスケートしないと、腑(ふ)に落ちないなって、昨日考えながら夜を過ごしました」
「本当は正直な気持ちを言ってしまうと、ショートプログラム(SP)が終わった後にわりと絶望していて。やっぱり、4回転サルコーと4回転トーループのコンビネーションの構成で、オトナル(SP曲)があまりにもはまらなすぎて、ずっと。何ではまらないんだろうってひたすら考えてたんですけど、ずっと。(首位のチェンと)13点差以上というのは、(フリーで)ジャンプ1本増やしたからとか、4回転にしたからと言って縮まるものじゃないっていうのはすごく分かっていましたし」
「だからこそ、ここでなにか爪…
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