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 群馬県草津町の黒岩信忠町長からセクハラの被害に遭ったと告発し、町議会の懲罰動議で除名処分を受けて失職した前町議の新井祥子氏(50)が9日、処分取り消しを求める審決を県に申し立てた。新井氏に同調して町長の不信任決議案を提出し、町議会の懲罰処分で陳謝した中沢康治町議(85)も県に処分の取り消しを求めた。新井氏は黒岩町長を相手取り、「肉体関係を強要された」として近く強制性交容疑で県警に被害届を出すという。

 申請を受理した県は、弁護士ら3人の自治紛争処理委員を選任。処分が適正だったか双方の意見を聞き、早ければ3カ月ほどで意見書をまとめ、知事が決定する見込みだ。

 新井氏は2日の町議会で「他人の私生活にわたる言論で内容は極めて破廉恥」で、地方自治法132条の「言論の品位」に触れるとして除名された。県への申請後に会見した新井氏は「町長は公人で町長室は公共施設。私生活に関する発言ではなく、懲罰に当たらない」などと処分取り消しを求める理由を説明した。

 黒岩町長は「私を犯人扱いにし、受忍限度を超えている」と新井氏を批判。新井氏と電子書籍の著者を名誉毀損(きそん)容疑で長野原署に告訴している。

 新井氏は、11月に発売された電子書籍「草津温泉漆黒の闇」などで2015年1月8日に町長室で性交渉を強いられたと実名で告発。2日の町議会本会議でも「告白はすべて事実」などと発言したため、問題視した町議会は懲罰特別委員会で10分余り懲罰動議を審議し、その日のうちに賛成10、反対1で可決した。

 複数の議員によると、懲罰動議…

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