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 今年、最も勢いを感じた若手俳優を問われれば、多くの人が成田凌を挙げるのではないだろうか。息長くヒットした「愛がなんだ」や「さよならくちびる」など5本の公開映画が続き、日刊スポーツ映画大賞の石原裕次郎新人賞を獲得。さらに締めくくりの1本は映画初主演を果たした娯楽大作「カツベン!」(13日公開)だ。人懐っこい弟のようなキャラも、いけ好かない女たらしも演じ分ける26歳は「ある種の到達点ですね。やっとここまで来たという感じはします」とはにかんだ。

 演じたのは、約100年前の無声映画時代に活躍した活動弁士(カツベン)を志す青年、染谷俊太郎。泥棒の片棒を担いだり、追っ手から逃げ回ったりと、いつも騒動の渦中にいる、少しずっこけた役どころだ。男前が三枚目をやると鼻につくこともあるが、それもない。ちゃめっ気ある芝居を見せている。

かっこつけるのは恥ずかしい

 ファッション誌「MEN’S NON―NO」の専属モデルからキャリアを開始したせいか、クールなイメージがつきまとう。そう水を向けると、「普段の僕はむしろ三枚目。『カツベン!』では、はじめて素のままでやれました」ときっぱり。さらに続けて、「むしろクールな役のほうが難しい。どうしても三の色が出てしまうし、かっこつけるのは恥ずかしい」と言う。

 今回の染谷役はオーディションで勝ち取った。大作映画の選考があることは、役者仲間の間で前々からウワサになっていたという。「主演級のオーディションはあまりないし、若い俳優はほぼみんな受けると聞いた。同世代とご飯を食べているときに、『今度受けるんだよ』とか、『受けてきた』とか。ああ、本当にみんな受けているんだなあと思って。取らなきゃと思いましたね」

 審査するのは、当代随一の大監…

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