[PR]

 佐賀県小城市小城町の老舗企業「竹下製菓」の一人娘として育ち、34歳で5代目の社長に就任した竹下真由さん(38)。看板商品のチョコクランチアイス「ブラックモンブラン」は昨年、発売50周年を迎えたロングセラーだ。「食べる人の思い出とともに、長く愛されてきた商品。次の世代にも、愛着を持って手にとってもらいたい」と願う。

 幼いころは、工場とともに日々の生活があった。ガシャン、ガシャンと音を立てる機械に、せわしなく出入りするトラック。学校から帰れば、社員が母より早く「おかえり」と出迎えてくれた。夜は懐中電灯を手に、現会長の父・敏昭さんと工場の見回りをするのが楽しみだった。

 お菓子作りをすれば、必ず祖父・小太郎さんに味見を頼んだ。「このレシピはどうしたいの」「だったらバターをもっと増やして」。1日に何度も作り直すのが当たり前になっていた。「父や祖父と一緒に働きたい」という思いは、自然と生まれた。

 東京の大学、大学院に進学して学び、「長くても5年」と決めて大手コンサル会社に就職した。すぐに戻ってきてほしい父の気持ちは分かっていたが、「外で働く経験は今しかできない」と考えた。

 ブラックモンブラン誕生は、小…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら