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 長年、アフガニスタンの復興のために尽力したNGO「ペシャワール会」の医師中村哲さん(73)の遺体が9日、福岡に帰った。現地の人に慕われ、支援者たちの尊敬を集めていた。無言の帰郷に、身近な人たちは悲しみに暮れた。

 「平和を願い、困っている人、貧しい人の側に立つ。そうした素朴な正義感を貫いた」。中村哲さんのいとこの玉井史太郎さん(82)=北九州市若松区=は9日朝、帰郷のニュースを知り、そう語った。

 芥川賞作家・火野葦平の三男で、いまは葦平の旧居「河伯洞(かはくどう)」(同区)の管理人を務める。中村さんは小学2年の頃まで近所に住み、よく一緒に遊んだ。アフガンでの活動を始めた後も、帰国すると多忙の合間を縫って顔を見せた。

 謙虚な人柄で、2人でいるときは自身の活動を積極的に話すことはなかった。ただ、現地の治安の悪さに触れて「(従軍経験がある)葦平と同じだね」と語ることもあったという。

 最後に会ったのは8月下旬。玉井さんが代表を務める「わかまつ九条の会」の集会で講師に招いた。活動状況を話し、参加者からの質問に丁寧に答えていた。

 玉井さんは、中村さんを2人の…

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