シリーズ:職場で

出勤したいのに…休職は6回 妻に言えずスーツ着るふり

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武田耕太
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患者を生きる・職場で「うつ」(2)

 建築会社に勤める東京都内の男性(40)は2004年9月、うつ病と診断された。そのまま休職し、実家のある山口県で過ごすことになった。

 処方された抗うつ薬をのみ、家族のもとで規則正しい生活を送ると、食欲も戻ってきた。1カ月ほどを過ごすと、仕事への意欲もわいてきた。都内の会社の寮に戻り、医師からも「そろそろ職場復帰しても大丈夫」と言われた。

 休職前は建築現場で仕事をしていたが、復職後は耐震設計などを担う部門で働くことになった。大学時代に学んだことを生かせる、希望の部署。「仕事は充実していました」

 だが、3年ほどでうまくいか…

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