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 アフガニスタン東部ジャララバードで人道支援に取り組んできたNGO「ペシャワール会」(事務局・福岡市)の現地代表、中村哲(てつ)医師(73)らが殺害された事件を受け、同国のカーム航空が哀悼の意を込め、旅客機に中村さんの顔を描いて国際線で飛ばしている。

 同航空によると、中村さんの絵が描かれたのは、エアバスA340型機(345人乗り)1機の尾翼部分。6日のフライトから使われており、予定も含めた運航路線はインドやサウジアラビア、トルコ行きだ。さらにもう1機にも中村さんを描く予定だという。

 中村さんを描いた理由について、同航空のスライマン・オマル営業部長は朝日新聞の取材に「中村医師はアフガニスタンの成長と発展に多大な影響を及ぼした。私たちは彼を愛し、尊敬していたからだ」とコメントした。

 同航空は2003年に首都カブールを拠点に設立された、同国初の民間航空会社。通常、機体の尾翼には同航空のシンボルである鳥の絵が描かれている。(大室一也)

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著名な中村さんを狙うことで他の支援団体も萎縮させ、現地政府に打撃を与える狙いだった可能性があります。
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