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 15歳の中学3年生が、冬のヒロインに名乗りを上げた。フリースタイルスキー・モーグルの川村あんり(ジョックス)だ。初参戦した7日のワールドカップ(W杯)開幕戦でいきなり、2位。1996年3月のW杯デビュー戦3位だった当時16歳の上村愛子さんを超えた。自ら起こした番狂わせに「(翌朝)起きた時、あれ? 夢じゃないかな?って」。2年後の北京五輪へ、期待の星が誕生した。

 曇天だったフィンランド・ルカ。デビュー戦の目標は、「予選通過(16位以内)」のはずだった。実際、予選1本目はターンが大きく乱れ、一発通過ラインの8位がはるかに遠のく、18位。「すごく緊張して、あんまり自分が思うような滑りはできなかった」。ただ、この失敗がルーキーを大胆にする。「緊張がほぐれて、楽しんで滑れるようになったんです」。予選2本目で通過を決めると、決勝1本目、最後の2本目と滑るごとに点数を上げていった。

 全長215メートル、斜度29度のコースが「私に合っていた」と言う。コブの間隔が広く、板の振れ幅が大きくなるコースは苦手。今回は間隔が狭く、コブの内側にテンポ良くラインを引ける設定で、「自分の力を最大に発揮できた」。

 優勝は平昌五輪金メダルのペリーヌ・ラフォン(仏)、3位は2016~17年シーズンでW杯ランク1位に輝いたブリトニー・コックス(豪)だった。大物2人の隣で「『よく分からない日本の女の子がいる』って感じでした。私も、なんでここにいるんだろうって」とドキドキした。

■3歳から…

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