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 北九州市は10日、園児が寝ているベッドを保育士が傾け、床に滑らせて起こす不適切な保育があったとして、同市小倉南区の私立認可保育園「曽根ソレイユ保育園」に立ち入り検査をした、と発表した。

 市によると、同園の保護者から今月5日、「3~5歳児クラスのお昼寝後の片付け時に、ベッドを引き上げて園児を滑らせて起こすような危険な行為が行われている」と情報提供があった。

 市は同日午後、児童福祉法に基づき園への立ち入り検査を実施。11月20日から12月4日までの昼寝後の片付けの様子を防犯カメラの映像で確認したところ、4人の保育士がベッドを引き上げている行為を6日間で9件確認。うち2件は就寝中の園児を床に滑らせていたという。園児のけがなどは報告されていない。

 市の聞き取りに対し、保育士は「子どもが楽しんでいるようだったので、このくらいなら大丈夫だろうと思った」などと話したという。園長は、こうした行為を把握していなかった。

 市は再発防止策の策定や報告書の提出を園側に指導した。(井石栄司)