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 この人の存在を抜きにして、関西の大学ラグビーは語れない。そんな「名将」が、ついに第一線を退く時を迎えた。

 新興チームだった京産大を強豪にし、日本代表選手らを育てた大西健監督(69)だ。半世紀に及ぶ指導者人生の集大成となる大学選手権を目前にしてなお、理念は揺らいでいない。実直な思いを言葉で聞くことができた。

 大阪・啓光学園高や天理大でプレーした大西監督が、京産大に赴任したのは1973年4月。23歳の時だった。チームは関西大学Bリーグ(2部)に上がったばかりだったが、現役時代に学んだ「ランニングラグビー」を土台に力をつけると、74年度からAリーグに。徹底的な走り込みで選手を鍛え、一気に台頭した。

 ところが、そこから壁にぶつかった。76年度から9連覇を成し遂げる同大や、長らくしのぎを削ることになる大体大に阻まれた。「なんぼ走ってボールを動かしても、FWが強くないと」と痛感し、スクラムやモールといった我慢や忍耐が必要なプレーの強化に力を入れた。

■一度の食事で体重3…

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