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 9月の台風15号への対応で批判を受けた千葉県の森田健作知事は10日、自身の9、10、11月分の給料と、12月期末手当を1割減額することを県議会の各会派に伝えた。減額は計約83万円。発災翌日に県庁を離れ、同県芝山町の「自宅」の近隣自治体を私的に視察したとしており、森田知事は報道陣に「(今後は)そういうことはしません」と述べた。

 森田知事は「いろんな不適切なことがあった。県民におわびして二度とないようにと、そう(減額)した」と述べた。減額の条例は専決処分される見込みで、来年1月以降の給料から差し引かれる。

 森田知事は、発災した9月9日は登庁せず、終日、公舎で情報収集していたと説明。翌10日には県庁から約30キロ離れた「自宅」へ公用車で行き、そこで私有車に乗り換えて近隣の自治体を「私的に視察した」としている。森田知事はこれまでの記者会見で「(私的視察は)私の政治スタイル」「(同様の災害があったら再度)やる可能性がある」と述べていた。(上田雅文)