シリーズ:職場で

「ADHDの傾向がある」と診断 特徴知り復職に挑戦

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武田耕太
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患者を生きる・職場で「うつ」(4)

 うつ病で6回目の休職中だった東京都内の男性(40)は今年9月、復職プログラム(リワークデイケア)を受けていた国立精神・神経医療研究センター病院(東京都小平市)で、「注意欠如・多動症(ADHD)の傾向がある」と診断された。

 仕事では細かくメモをとるなどしていて、致命的なミスはなかった。だが次々に指示があると覚えていられなかったり、紙を100枚折るなどの「単純作業」が苦手だったり。ADHDの人にみられがちな特徴には、男性にも覚えがあった。

 男性は、朝起きてからの身支度が苦手だった。遅刻が増えて気分が落ち込み、休職に入る。その繰り返しだった。ADHDの人はものごとの優先順位をつけるのが苦手なことが多いとされ、同じように身支度への苦手意識をもっている人が多いことを、男性はネットの掲示板などを通じて知った。

 思いがけない診断から2週間…

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