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 アフガニスタン東部ジャララバードで殺害されたNGO「ペシャワール会」の中村哲(てつ)医師(73)を悼む会が10日、米ニューヨークのアフガニスタン総領事館で開かれ、市民ら約40人が献花した。

 総領事館の一室に設けられた献花台には、中村さんの肖像画とともに数十本のキャンドルが並んだ。ゼルガイ・サジョッド総領事は「アフガンのため、子どもたちのために尽力してくれた素晴らしい人だった」とスピーチ。在米のアフガン市民からは「医師というよりも、アンクル(おじさん)として、皆から愛されていた。感謝したい」などと声が上がった。

 献花に訪れたモハマド・アンワルザイさん(83)は一時期、中村さんと同じく人道支援活動に従事していたという。「彼に感銘を受けた数百人の人びとが、彼の遺志を継いで、その役割を担い続けてくれるはずだ」と語った。(ニューヨーク=藤原学思)