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 11日午前2時10分ごろ、千葉市美浜区幸町2丁目の国道357号で、タンクローリーが工事現場に突っ込み、作業や警備にあたっていた40代と50代の男性が死亡、男女5人がけがを負った。千葉県警はタンクローリーを運転していた男を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで現行犯逮捕し、発表した。「カーオーディオを操作していて前の確認が不十分だった」と話しているという。

 千葉西署によると、逮捕したのは自称運送業近藤直樹容疑者(43)=同県市原市五井東1丁目。容疑を致死傷に切り替えて調べる。

 現場は片側3車線。真ん中の車線で行われていた下水道工事現場に止まっていた車列の後方に、タンクローリーが突っ込んだ。弾みで前方の3台にも玉突きし、作業員や警備員が巻き込まれたという。近藤容疑者にけがはなかった。調べに対し、「福島県に向かう途中だった」と話しているという。

 近くに住む男子高校生(17)は「ガッシャーンというすごい音がし、現場に行くと、タンクローリーとトラックの間に人が挟まり、ぐったりしていた。地面に倒れている作業員もいた」。近くの男性(47)は「テレビを見ていたら、建物が崩れ落ちるようなすごい音がした。車が横転し、びっくりしている」と話した。

 現場はJR西千葉駅から西に約800メートルで、周囲には飲食店やホテルなどが立ち並ぶ。(佐藤瑞季、福冨旅史)