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 マドリードで開かれている第25回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP25)に出席している小泉進次郎環境相は10日、冷蔵庫などの冷媒として使われている温室効果ガス「フロン類」を破棄した機器類から回収・処理するための世界初の国際的な枠組みの立ち上げを宣言した。

 この枠組みの立ち上げには、日本以外にCOP25の議長国チリやモンゴル、シンガポール、ベトナム、モルディブ、ニュージーランド、フランスの7カ国のほか、世界銀行やアジア開発銀行など三つの国際機関、ダイキンなどの企業が賛同した。環境省によると、この枠組みを通じて各国はフロン類の回収手法などの知識の共有などを進めていくという。

 式典で小泉環境相は「この会場が快適なのは空調の恩恵を受けているからだ。だが、もしも使用済みのフロン類が大気に放たれたとしたら、強い温室効果があることを私たちは知らなければならない」と英語で演説した。(マドリード=松尾一郎)