[PR]

 政府は11日、正殿などが全焼した首里城(那覇市)復元のための関係閣僚会議を開き、年度内をめどに正殿などの復元にむけた工程表の策定を目指すことを決めた。防火対策の強化などの基本方針もまとまった。

 閣僚会議の議長を務める菅義偉官房長官は会議の中で、観光振興や復元過程の公開といった地元の要望に対応した施策を進めるよう指示。早ければ年内にも、有識者を交えた会議の初会合を開き、建築材料の確保などを検討する。

 基本方針ではほかに、木材や漆などの資材調達に取り組む▽沖縄独特の赤瓦の製造・施工には伝統技術を活用し、そのための支援を行う▽世界遺産登録に悪影響が及ばないようユネスコ(国連教育科学文化機関)と連携する、などが盛り込まれた。

 菅氏は「首里城は沖縄の誇りともいえる極めて重要な建造物だ。政府として、復元に向けて責任を持って取り組む」と述べた。