拡大する写真・図版 「M-1グランプリ2019」の決勝に進んだ9組=2019年12月4日、東京都港区

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 結成15年以内の漫才日本一決定戦「M―1グランプリ2019」の決勝が12月22日夜、東京・六本木のテレビ朝日である。中川家が初代王者となった01年から数えて、通算15回目となる大会に5040組がエントリー。準々決勝と準決勝の会場で計132本の漫才を見た記者が、決勝を展望する。敗者復活戦に回った優勝候補の和牛に準決勝で何があったのか。そして、M-1は優勝の行方以外にも見どころがある。

記事後半では、「和牛」や「ミキ」など注目の敗者復活コンビや審査員についても触れています。

ラストイヤーに2冠狙う

 12月4日に東京・竹芝のニューピアホールであった準決勝後の会見。ファイナリスト9組の顔ぶれはコンビ名を呼ばれた順に、インディアンス、ミルクボーイ、オズワルド、見取り図、かまいたち、ぺこぱ、からし蓮根(れんこん)、ニューヨーク、すゑひろがりず。

 かまいたちは3年連続、見取り図は2年連続、ほかの7組は初の決勝進出だ。笑顔のなかにもピリッとした緊張感が感じられた会見の席で最もゆとりがうかがえたのは、やはりあのコンビだった。

 「初めて出た時に緊張した思い出があるので、初出場の人たちはその空気にのみ込まれないように力を出した上で、我々に負けてほしい」

 思いを伝え、かつ報道陣を笑わせたのは、かまいたちの山内健司(38)。お笑いの賞レースが数多い大阪で芸人として育ち、生放送のコンテストを何度も経験している。04年結成で、M―1に出場できるのは今回が最後。準決勝はささいな話題の言い合いで笑いをふくらませ、上方らしいしゃべくりの腕を見せた。相方の濱家(はまいえ)隆一(36)も「もうお前ら出んなよ、と思ってる後輩もいっぱいいる。先輩として恥ずかしくない結果を残せたら」。17年にコント日本一決定戦を掲げる「キングオブコント」で優勝。ラストイヤーに、先例のないキングオブコント、M―1の2冠達成を狙う。

 「格」で抜きんでる彼らを脅かすのはどのコンビか。

 まずは、東の「刺客」に注目し…

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