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 ピラミッドの内部には何があるのか――。空から地上に降り注いでいる宇宙放射線を使って「透視」する試みに、九州大のチームが挑戦する。中心部に巨大な空間があると別のグループが発表しているが、謎は未解明のまま。来年1月にエジプトに入り、観測を始める予定だ。

 調査するのは、カイロ近郊のギザにある3大ピラミッドの中で、最も大きいクフ王のピラミッド。内部には「王の間」「大回廊」などの空間があることがわかっている。

 九大の金政浩(ただひろ)准教授(放射線計測学)らのチームは、空から降り注ぐ宇宙放射線「ミュー粒子」を使って、X線写真のように内部を透視する。ミュー粒子は、陽子などの宇宙線が大気に衝突して発生。手のひらほどの面積に、1秒あたり1個ほどが降ってきている。ミュー粒子は厚さ1キロの岩盤も通り抜けるほど透過力が高いが、物質の密度や厚さによって通り抜ける粒子の量が変わる。チームはピラミッド下部の「女王の間」に検出器を1カ月ほど置いて、ミュー粒子を観測することで積まれた石の厚さを測るという。

 ミュー粒子を使ったピラミッド…

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