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 熊本市の路上で倒れていた80代男性の命を救ったとして、同市北消防署は11日、救助にあたった市民3人を表彰した。3人はいずれも職場などで人命救助の講習を受けた経験を生かして、救急隊が現場に駆けつけるまで心臓マッサージを続けるなど、冷静で勇気のある行動が評価された。

 表彰されたのは、同市北区植木町のバス乗務員橋口憲政さん(60)、同町の建設業高口裕之さん(53)と妻の恵子さん(68)。

 北消防署や3人によると、10月20日正午ごろ、自宅から家庭菜園に向かっていた橋口さんが近くの農道で高齢の男性が倒れているのを発見。呼吸をしておらず脈もないことを確認し、すぐに119番通報して心臓マッサージを始めた。

 橋口さんは以前に受けた人命救助講習で、胸骨圧迫による心臓マッサージは強い力で押さないと蘇生できず、骨折を伴うことがあるという知識はあった。だが実際に始めると、「バキ、バキ」と胸骨が折れるような音と感触が伝わってきた。一瞬ためらったが、「命を救うため」と思い直し、マッサージを続けた。

 数分後、現場近くを車で通りかかった高口夫妻が、1人で救命活動をしている橋口さんに気づいた。職場などで人命救助講習を受けていた2人も橋口さんと交代しながらマッサージを続けた。救急隊が現場に到着するのとほぼ同時に男性は2回、大きく呼吸をしたという。3人は「命がつながったと思った」と口をそろえる。通報から救急隊の到着までは12分間だった。

 その後、男性は救急車内で心拍…

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