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 今年6月、東京都練馬区の自宅で同居の長男を殺したとして、殺人罪に問われた元農林水産事務次官・熊沢英昭被告(76)の初公判が11日、東京地裁であり、妻が長男の家族に対する暴力の状況を語った。

 証人として出廷した妻によると、長男の暴力は、学校でいじめを受けた中学2年のころに始まった。帰宅すると暴れ、「包丁やライターを突きつけられたこともあった」。勤務中の熊沢被告に帰ってきてもらったこともあったという。

 長男は大学1年の夏ごろから別居。オンラインゲームに時間を費やし、ごみ処理をめぐり近隣とトラブルを起こすようになった。本人の希望で25年ぶりに家族で一緒に暮らし始めた翌日、長男は泣きながらこんな言葉を漏らした。

 「お父さんはいいよね。東大出…

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