女子アナは何のために働くのか 相内優香、高校生と語る

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構成・岩田智博 定塚遼
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 報道番組「WBS」(ワールドビジネスサテライト)などで活躍するテレビ東京アナウンサーの相内優香さん(33)が、広尾学園高(東京)を訪問し、出演する映像を題材に生徒らと語り合った。志望したアナウンサーになり感じること、今後の自身のあり方、進路を決めるにあたり今、伝えておきたいこととは――。

 若者のテレビ離れが進むが、生徒たちはアナウンサーという仕事には強い興味を示した。

 千葉明日夏さん(1年) 色んな仕事がある中で、なぜですか。

 相内 中学3年の頃、国語の先生からNHKの放送コンテストへの出場を勧められ、カセットテープに「銀河鉄道の夜」を朗読して、吹き込んだんです。群馬県で上位に選ばれ、自分の声が評価された。誇りだったし、朗読自体も楽しかった。高校に進んでからは全国大会にも出ました。新聞部にも所属していて、「読む仕事がしたい」「日常では出会えない人の話を伝えたい」という思いから、必然的にアナウンサーを志望するようになったんです。大学生の頃からアナウンサー事務所に入り、活動をしていました。ただ、そこではタレントのような仕事もあり正直、夢とのギャップを感じて……。テレビ局の採用試験を受けるかどうかは、最後まで迷いましたね。

 WBSでは、フィールドキャスターとして企業取材などをしている。

 長瀬真承(まこと)さん(2年) 企業を訪問される際、言動などで気をつけていることはありますか。

 相内 色んな会社に行きます…

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